2018年11月5日月曜日

函館編②

日曜日、今日も朝から天気が良い。 ホテルの朝食券をもって朝市の中にある「きくや食堂」に向かった。 朝食が朝市のおいしいご飯が食べられるという文字につられてネットで申し込んでいた。 朝市のお店では夕張メロン、ズワイガニなど山と海の幸がおいしそうに並んでいた。 お目当てのきくや食堂を探して店内に入り3色丼(ウニ、いくら、カニ)を食べた。 朝から贅沢である。 朝市を散策してから駅前のバス乗り場に向かった。 今日のお目当てはトラピスチヌ修道院で30分ほどかかって到着した。 修道院の施設は観光客に人気だが、現在も修道院として機能している。 そう思うと厳粛な気持ちにならざるを得ない。 階段を上り建物をみて降りかえったら海の向こうに下北や竜飛岬が見えていた。 景色がとても良いところだが、以前はそれだけ社会とは隔離されていたということになる。 30分ほど異国の雰囲気に浸ってバスで五稜郭に向かった。 五稜郭の受付で900円を支払い展望台に登った。 函館の町並みが一望できて、五稜郭の公園が足元に広がっていた。 11月とは思えない温かさなので展望台から降りて公園内を散策した。 公園内には桜の葉っぱが紅葉していた。 立派な桜の木が多くあり花が咲くころは市民を魅了させているのだろう。 のんびりとほのかな雰囲気だが140年前は戦場として激動の地だったのだ。 フェリーの時間が近づいてきたので、最寄りのバス停を探した。 17:30 函館から青森に向かってフェリーが出発した。 一番安い切符なので共有部屋となり寝ころんだ。 この二日間はのんびりとぜいたくな時間だった。 いつも慌ただしくして、全力投球で呼吸困難になりそうだが、そのリズムが私には染みついている。 函館を五感で感じて、いろんなことに刺激をもらった。 たまに旅行して各地のパワーをもらうことも大切だと知った。