2024年6月9日日曜日

激務な人ほど手入れをしないと

 No.1799

人手不足と建物の老巧化から

県営と市営の病院が

統合する話が浮上したが

建設する土地が決まらず迷走中

 

海抜の問題

 

地震の活断層の問題

 

土地の広さの問題

 

と、どこも一長一短で

頭を悩ますエライさん方

 

 

 

そんな大きな病院で働いている

看護師さんが治療に来るが

皆さん疲れきっている

 

仕事がブラックなので

若い人から辞めていって

負担は増えるばかり

 

 

 

40代の看護師さんを取り上げる

 

コロナのワクチンは4回

コロナに感染したのは1年前で

 

 

心臓の動機が1年ほど続いた

 

 

 

今回は

 

顎を上げると左腕に電気が走る

 

足のむくみ

 

疲労感

 

 

で、この先やっていけるのか

心配で治療にみえた

 

 

 

ということでひとつづつ

解決をしていくことにした

 

 

まずは足のむくみからだが

歩く時に蹴り上げることで

ふくらはぎがポンプの役目をするが

できていないと予想して検査に入った

 

 

仰向けで

足を伸ばしたまま

足を上げてもらい

私が抵抗する検査から

 

 

両足とも本人が驚くほど力が入らず

 

 

仙骨・仙腸関節・恥骨関節に

アプローチして

 

 

腰・骨盤が喜ぶ方向に持っていって

再検査したら

 

先ほどの10倍ほど力が入った

 

 

 

これで歩く時に

蹴って前に進むことができる

 

 

 

 

 

 

次は手のしびれだが

 

顎を上げると

左腕に電気(シビレ)が走るのは

首を前から支えている斜角筋が

スパズムを起こして

腕神経叢の神経を圧迫しているから

 

 

 

だとしたら

斜角筋にアプローチするのだが

 

 

斜角筋は

首を動かす働きと

胸郭を持ち上げる働きをしている

 

 

 

胸郭は

背骨・肋骨・胸椎で構成されて

筒のようになっている

 

 

その筒が全体で

屈曲や伸展などの動きをするのだが

激務と疲れで

胸郭が硬まってしまっている

 

 

 

肋骨をちょっと動かすだけで

 

 

激痛

 

 

で顔が歪む

 

 

 

どんだけ疲れているのか

 

 

 

 

一個づつ肋骨の動きを

正常の動きへと戻していった

 

 

 

ここまで硬いと

背骨と肋骨の付着部の関節に

負担がかかることになる

 

 

 

左の胸椎の3番の

肋横突関節の動きが大きくなって

不安定になっていた

 

 

 

この状況だとさらに

斜角筋は関節を守るために

スパズム(緊張)を起こす

 

 

胸椎3番の関節は安定させる方向に

 

 

肋骨は動かす方向にと

 

 

同じ肋骨なのにやるべき方向が違う

 

 

 

 

 

これで首の動きは楽になったが

 

 

 

もうひとつ大事なことが残っていた

 

 

 

それについては明日のブログで