No1053
長野の茅野に住んでいる弟へ
久しぶりに電話した
母親が19日で88歳になるので
お祝いに来ないかと
といっても
茅野と自宅のある中泊町では
車で12時間近くかかるので
おいそれとは来れないが
久しぶりに声を聞けてうれしかった
家族が集まる
ことは年を重ねるほど難しくなるが
親がいつまでも
元気でいることは
遠く離れて暮らしている子供家族に
とってはありがたいことである
母親は施設に入り
父親が痴呆になぅた
東京から青森に娘夫婦が面倒をみにきた
50代の娘さんは
夜は2時間おきに起きて
父親の介護をしていた
お昼は働いて夜は介護だから
疲れは抜けない
父親も施設に入れたいが
2人も入れるのは
経済的に無理だという
娘さんのからだが持つように
1週間に1回の割合で治療に来ていた
青森に来て5年
父親が亡くなった
子供として
最大限の愛を持って接していたので
さっぱりとした様子(悔いはない)
すでに
母親も亡くなっていたので
青森に住む必要はなくなった
自宅を売却して
息子のいる東京に帰ることになり
最後に
挨拶代わりとして治療に来た
不思議なもので
夜中に2時間おきに目が覚めてしまう
どうしましょ
と言われても
5年間の気苦労が
からだに染みついている
青森から離れて
新しい環境に慣れたら
脳の緊張も取れていくのでは
親の面倒を
最後まで見てくれる
子供さんはそうそういない
今回のケースはまれなこと
親は
子供に迷惑をかけたくないはず
だったら
誰も
自分の世話を
してくれる
人はいない
というスタンスで
50代から準備しないと間に合わない
病院や施設の世話になるのを
できるだけ遅くする方法が
小野治療院では実証されている
通院している70代80代の
元気な患者さんの多いこと
最後の最後まで
身の回りのことができるように
これを目標に
定期的に治療に来ている
小野治療院に来ることが
生きがい
となっている
私が頑張る理由がここにある😍🤩😍