2023年6月14日水曜日

オリジナルのものを作り出すねぶた絵師

 No.1424

青森も梅雨に入った

ちょっとジメッとした感じが嫌らしい

 

ジメッとしてきたのはここ数年

 

 

青森もいっちょまえに

天気だけは東京に似てきた

 

 

そんななかでも

休みなしで

それも遅くまで働いている

ねぶた絵師が治療にやってきた

 

左肩が痛くて上がらない

 

今までは

こんなことはなかったのに

 

という訴えだった

 

 

状況としては

 

 

ここ3カ月は休んでいない

 

 

帰るのは22時過ぎ

 

 

 

ブラック企業と呼ばれる仕事環境だが

 

 

職人の世界

 

 

に生きているのだから

世間の常識は通用しない

 

 

 

来月からは

8月の運航に向けて

24時前には帰れないので

どうにかしてほしい

 

 

治すには無理

 

 

な環境にある

 

 

 

なぜなら

 

左の肩鎖関節を痛めていた

 

 

腕を上げた時

60度から120度まで

 

肩鎖関節

(上からみた肩鎖関節)

 

 

が働くことで

腕が上がるスペースを作っている

 

 

としたら

 

60度以下で腕を使うを

 

3週間続けることで

 

痛めた肩鎖関節は安定する

 

 

 

でもねぶたを作るには

両手を上げて

紙張り、色付け、電球の取り付け

作業が待っている

 

 

メチャクチャ肩鎖関節を使う環境にある

 

 

 

どうしましょ

 

 

 

ここは奥さんの力が必要ということで

夕方にもう一度夫婦で来てもらった😄

 

 

 

 

なぜ左の肩鎖関節が壊れたのか

 

 

それは

左の肋骨の動きがないために

腕が上がりづらい状態にあった

 

その状況で作業をしていたので

肩鎖関節に

余分な力がかかってしまった

 

 

 

肋骨に動きをつけて

 

 

肩鎖関節は安定させたので

 

 

後はテーピングで

 

固定

 

が必要となる

 

 

 

作業しても

これ以上壊れないようにする

 

 

というテーピングを奥さんに教えた

 

 

 

ねぶた祭りが終わるまでは治らないが

 

 

なんとか大作を作って

多くの人を喜ばせてほしい

 

 

 

 

彼のねぶた絵師としての

真骨頂が固まりつつあり

 

いのしし

 

去年は虎ときて

 

今年は麒麟(キリン)

 

(麒麟のイメージの図)

 

 

 

ねぶた祭りが来るのが楽しみですね

 

 

ねぶた祭りは8月2日から7日で

 

 

もはやホテルは数倍の宿泊でも満杯😂

 

 

 

 

これから

青森が燃える季節がやってくる