2024年1月14日日曜日

ボランティアのつもりがもらいすぎた

 No.1652

昨夜はズームで小野塾のあとに

飲み会があったが

21時30分ころにはダウン

 

 

起きて時計を見たら

 

7時30分

 

ヤバい!

 

8時30分には

平川市のお宅に到着している約束

 

駐車場の

雪かきしている場合ではなくて

車の雪を急いでどかして向かった

 

 

 

1時間後

いつもお世話になっている

家族を治療したのだが

 

 

奥さんから

 

助けてほしい人がいる

 

友達のお父さんを

小野先生に見てほしいと頼まれた

 

 

 

70代になったばかりのお父さん

 

去年の6月に

乗用の草刈り機を運転していたら

(イメージ)

 

おでこに枝が当たり

首が後ろにがくんとなって

 

第2胸椎の棘突起が骨折した

 

 

それ以来見上げるのが辛い

 

 

このままだと

リンゴ農家を辞めなければいけない

 

 

危機感いっぱいだった

 

 

事故のあとは

地元の病院に通い続けたが

 

 

首の動きが回復しないのと

足に力が入らない

 

 

ベッドに座っていただいて

 

左右を見てもらったら

 

左の動きがない

 

 

 

首を曲げてから反らしてもらったが

 

反らすことがほとんどできない

 

 

これだけで

 

どこが壊れたのか目途がついた

 

 

なぜなら

左の前の首の筋肉が

固まっているからだ

(胸鎖乳突筋・斜角筋が

  スパズムを起こしていた)

 

 

胸鎖乳突筋は鎖骨に

斜角筋は第1・第2肋骨に付着している

 

 

おでこが枝にぶつかった時に

 

強制的に頭が後ろに持っていかれた時に

 

筋肉を通して

鎖骨と第1肋骨が上に引っ張られた

胸鎖関節の鎖骨頭が

右に比べて

左が1センチほど上にずれていた

 

 

左側の胸鎖関節が

根こそぎ

持っていかれた感じになっていた

 

 

 

多くの人は骨折に目が行くが

骨折するほどの力が

どのようにかかったか

 

 

を推理し観察することで

痛めた個所がどこかが特定できる

 

 

左右の胸鎖関節に触れると左側は

 

 

激痛💢💢

 

 

 

ケガしてから時間がたっているから

ある意味治っている

 

ただし治った点数は10点ほど

 

 

手のしびれが

来ていないのは幸いだが

このままだと上を見ることはきつい

 

 

 

胸鎖関節の鎖骨頭を

今更元に戻すことはできないので

 

ズレた位置で

圧着とテーピングで処置した

 

 

胸鎖関節が安定することで

首の前の筋肉はスパズムを起こして

首の動きを妨げることはなくなる

 

お父さん夫婦に

治療を終えてから質問した

 

 

何歳まで

リンゴ農家をやりたいですか

 

 

もし80歳まで続けたいのなら

 

 

からだの手入れは必須ですよ

 

 

ケガする前に

疲れていたなどの要因があって

 

とんでもないところで

とんでもないことが起きるのだから

 

 

 

何かあったら

病院という考え方はとても大事

 

 

でも

 

 

何かが起きないために

身体の手入れをして

おくことはもっと大事

 

 

 

りんごの作業は

とてもきついし厳しい

 

 

でも日本一のリンゴを

作っている自負がある

 

 

 

それだけにやりがいがある仕事でもある

 

80歳まで

頑張るのなら力になれるので

手入れをする考え方を持ってほしい

 

 

 

一仕事を終えて帰る時に

無理やり持たされたものがこちら

確かボランティアで

お世話になっている家族を治療するつもりが…

 

 

 

これだと帰ってから

 

ものをもらいに行っているのかと

 

叱られそうだ😱😭😱