2023年7月17日月曜日

もう大丈夫と思っていても大丈夫じゃない

 No.1507

応援していた中学生が

県大会でベスト8だった

東北大会出場は決めたが

本人も優勝を

目指していただけに残念だと思う

 

 

 

治療中は

テニスの試合の戦略を話していた

 

 

準々決勝の相手は

カットサーブが得意で

返球するのが難しくて…

勝ちたいのであれば

カットレシーブの返球の練習を

これでもかとやればいいだけのこと

 

 

もう大丈夫と

自信がついて望まないと勝てない

 

 

とアドバイスしたが

やりきっていないのは

結果が物語っている

 

 

 

 

彼女を治療していると

どんなプレーを

しているのかが分かる

 

始めは右肩と手首を痛めていた

 

 

バックスイングの時に

ラケットを

からだの後ろまで持って行って

右腕だけで打っていたから

 

 

 

次に右の股関節が痛いと

 

 

これは走って止まる時に

足が伸びきっているので

衝撃がまともに股関節にかかっていた

 

 

足首、膝、股関節で

衝撃を吸収するようにするには

からだを沈めればよい

 

 

 

 

彼女を治療して

もし自分が対戦相手のコーチだったら

 

 

相手は

強いボールを打つのが得意だから

 

 

右足には打たない

 

 

中ロブで深く返す

 

 

コーナーを狙って走らせる

 

 

深く打ったら短いボールを打つ

 

 

 

これで相手は態勢を崩れるので

ファイナルゲームまで持って行けば

勝手に崩れるからね

 

 

 

とコーチ時代は

戦略を立てていたというか

妄想をしていた

 

 

患者さんの壊れた状態を見て

 

 

どんな状況で壊れたのかを

妄想するのは大事なこと

 

 

どんな力が

どの方向でかかってきたか

 

 

 

そこに症状を改善するヒントがあるからだ

 

 

 

 

多くの人は

 

私は悪いことはしていない

 

それなのに壊れた

 

どうして

 

 

というが必ず壊れた原因はある

 

 

 

不思議なことに

 

からだに壊れた証拠が

書かれているので読んでいくだけでいい

 

 

 

治していくうえで

 

戦略を考えるよりも

 

 

からだが喜ぶ

 

 

ことをしていくことが至上命題となる

 

 

 

からだが悲鳴があげている人は

 

からだを喜ばせて下さいね

 

明日から3日間はお休みになるのでご注意!