2023年11月2日木曜日

初めて手をかけないで帰した患者さん

 No.1579

中泊町の治療院は

静かで気分よく治療ができるので

皆さんこちらにも来てね

では本題にはいりますね

 

 

かる~い感じで

 

いいよ😍

 

と言ってみたら

 

とんでもないことに😱

 

ということを

皆さんも経験したことがあると思う

 

 

 

テーピングが

上手な先生知っているから

行ってみてと紹介された人が

 

駐車場からなかなか来ない

駐車場からは

10秒もあれば到着するのだが

 

 

旦那さんが

すみません!

時間がかかりますと

迎えに行ったのはいいが

 

歩くのもやっとな状態で

玄関の10㎝もない段差を

乗り越えるのに手間取っていた

 

 

現れたのは誰が見ても重病人😮

 

 

テーピングで

どうのこうのという

次元ではないのは確か

 

 

股関節がひどくて

 

膝関節を痛めて

かばっていたら股関節が

 

 

4年前に腰を圧迫骨折をして

腰が痛い

 

1年前に

手術した肘が痛くて

ボルトをとる手術が2週間後に

 

と続けざまに

言ってくる奥さん(70代)

 

 

 

ちょっと整理していかないと

どこから手を付けていったら

いいのかが分からない

 

 

まずは体重をのせることが

できないほど痛がっている

右の股関節を上にして

横向きになってもらった

 

 

 

手を取って

横向きにしようとしたら

 

手が痛い💢💢

 

肘の手術のあとから

腕から手にかけて痛くて

触れない状態だという

 

 

1年も前に手術したのに

痛みがあることに驚き

 

 

そして

危険を知らせるセンサーが

私の身体の中で響きわたった

 

 

今回

この人を治療をしてはいけない

 

 

間を持たせるために

股関節をアイシングをしながら

ゆっくりと夫婦と話し合った

 

 

股関節がこれほどの炎症だと

落ち着くのに早くて3週間はかかる

 

毎日

朝昼晩の10分のアイシングをすること

 

できたら歩かないこと

 

その間に肘の再手術をして

どんな具合か様子を見ること

 

 

その辺を考量して

うつ伏せや仰向けが

できるようになってから

治療すると答えたが

 

 

何かすっきりしない!!

 

 

この奥さんは

良くなることを無意識的に

望んでいないのでは

 

 

旦那さんが

身の回りのことを

すべてやってくれるので

この環境から抜けられないのでは

 

 

と何かに違和感を感じていた

 

 

 

 

最後に奥さんから爆弾発言が💢💢

 

 

実は肺がんで

お薬で治療しているとのこと

 

 

お医者さんから

癌が小さくなっていると

言われたというが

癌のステージが

何番なのかは分からない

 

 

一番大事なことを

言わないでどうするの

 

 

これが

 

手をかけてはいけない

 

というシグナルだと思うが

 

 

初めての

手をかけないで帰した患者さんだった

 

 

 

知っている人からの紹介だからと

 

安請負をしてはいけませんね