2011年3月16日水曜日

地震

 先週の金曜日の午後2:30過ぎに、大きい横揺れの地震が長く続いた。
 地震の途中で停電になったが、すぐに復旧するであろうという感じだった。
 日本海中部地震を経験しているので、あの時は縦揺れで逃げる間もなかった。
 それに比べたらと思っていたら…。
 停電のため寒くて仕事ができないので、家に帰ろうと車を運転したらテレビのニュースが流れてきた。
 なんだこれは!!
 八戸市を始め大船渡市など太平洋側の街が壊滅状態であった。
 すぐに知人の顔が浮かんできて、生きているだろうかと気遣った。
 ニュースが流れるたびに被害が大きくなり、どこまで惨事が広がるのか?
 仙台市(宮城野区)で働いている娘と連絡が取れ、数メートル先まで津波が押し寄せた話を聞かされた。
 放射能漏れの事故は、さらには被害を甚大にさせた。東京電力の報道は、真意がはっきりせず不信感を募らせる。
 海外からは、経験したことのない地震、見たこともない津波、チェルノブイリ事故に次ぐ放射能漏れの恐ろしいの事故ととらえている。
 人生観が変わるほど恐ろしい出来事だ。
 今までの当たり前という考え方は、もう通用しない。
 私たちに、何ができるかを、いつも問いかけて、被害という事実に向きあっていくほかない。