2009年11月10日火曜日

第12回日本カイロプラクティックセミナーin名古屋2日目

 前日、早くベッドに入ってぐっすり眠れた。お腹の調子もよい。仲間とホテルの朝食を食べながら、昨夜の二次会をキャンセルしてごめんというと、田舎者が慣れないものを飲むからだと笑われる。
 タクシーをひろい、会場に到着。禁忌症の講義を受ける。これはカイロプラクティックの先生が、治療できるもの、治療してはいけないものを鑑別できるようにして医療事故を起こさないための対策である。
万が一、事故が起きたとしても、裁判での判断材料の一つになってくれる。もちろんカルテの記載や検査表の記録も必須ではある。
 午後からは、千葉大会長の「頭蓋へのアプローチ」という講義だった。まずは手がコンタクトするところに的確にあたっているか、余分な力が入っていないかインディケータ筋(指標にする筋)を使って調べていく。インディケータ筋に、正常な力が入っていたら頭蓋へのコンタクトの仕方が正しいという具合である。受講者の力を確認して自信を持たせる内容だ。残念ながら飛行機の関係で、途中退席となる。
 中部国際空港では、お土産もさることながら。必ず「ひつまぶし」を食べることが目標だ。名古屋の味は、青森の人にはなじみにくい。おいしいと言われるラーメン店や味噌煮込みうどんを食べても、おいしさが分からない。まずいと青森の先生方は言うが、おかしいのは我々だけで、周りの人たちはおいしそうに食べている。名古屋の印象を良くするには「ひつまぶし」が最高だ。3度おいしいという3種類の食べ方は、どれもおいしくてぜいたくな味だ。
 幸せな気分で飛行機に乗り込み、3年後にセミナーがあるので、また来ようと思い青森に向かった。

2009年11月9日月曜日

第12回日本カイロプラクティックセミナーin名古屋1日目

 11月7~8日と、名古屋で開催された第12回日本カイロプラクティックセミナーin名古屋に参加した。7日のお昼に中部国際空港に到着して名鉄に乗り込み名古屋駅に到着。3年前にも名古屋でセミナーを開催したが、駅前の景色が変わっている。デザインされた建物がずらりと並んでいた。
 ミッドランドスクエアには、ブランドのお店がズラリ。おしゃれなうえに高級感があって、奥様方が一日中いても飽きない空間だ。この建物ひとつができたおかげで名古屋は大都会と連想させる。
 セミナー会場は、隣の「ウインクあいち」で、できたばっかりの新しい建物だった。会場に入ると全国から集まった100名近くの先生方が、真剣に講義を聴いていた。活気のある雰囲気を醸し出していて、大会長および役員、実行委員長、スタッフの皆さんのおかげだと思う。若手が育ってきていて、今後が楽しみな会になってきた。
 基調講演は、京都大学高等教育研究開発推進センター教授の小田伸午先生で「力を入れる、力を生かす~身体動作実践の誤解を解く~」と題して、体が思っていることと頭の錯覚についてなどの内容だった。ソフトボールの上野選手とかにもアドバイスしているそうだ。
 臨床基礎講座は、JSC会員でもある中原裕幸DCで「続・臨床における検査と治療のポイント」についてで、モーションパルペーションの実技は一級品だとあらためて思う。
 午後6時半から北京料理「百楽」に入り懇親会を始める。私が挨拶したが、出席者一同早く乾杯をしたいとの思いが伝わってきて1時間位話そうかなと思ったが30秒位で終わる。拍手をもらったが内容が良かったのか早く終わって良かったのかは分からない。
 席についてビールを飲んだが、なぜかお腹の具合があまりよくない。トイレに行きたくなる。そういえばミッドランドスクエアの地下1階のコーヒー店で、チョコレートラテ酒なるハイカラなものを飲んだ気がする。懇親会は大いに盛り上がっているが、酔うどころかお腹がすっきりしない。
 司会者が賞品第1位の番号を呼んでいる。2万相当の治療用イスが賞品らしい。「22番」と叫んでいる。ふと手元にある番号を見たら「22番」だった。手を挙げて私ですと答える。周りからは、前役員が当たったのでやらせかという声が出る。
 今夜はお腹があたり賞品も当たり、良い日なのか悪い日なのか分からない。2次会に参加したかったが、ホテルに直行して休む。

2009年11月6日金曜日

セミナー3日目

 セミナー最終日、9時からセミナー開始。昨日の復習と頭蓋のリリースを行う。脳が疲れてきたのか、モデルになっていると、意識がなくなって、すぐに眠ってしまう。相棒にいびきをかいて寝ていたよと笑われる。午後3時30分頃までセミナーを行い終了した。修了証をもらいに行ったときに、Drケリーから、あなたは寝ていたから修了証を上げないとゼスチャーでからかわれる。
 帰りの飛行機は、6時30分なので、まだ時間がある。相棒が行こうという。おかげで、また、つけ麺大博の会場に行った。どのお店も混んでいたが、「とみ田」は、道路まで人が並んでいた。つけ麺で有名な「大勝軒」に並んだ。ここはつけ麺を発案した店だという。食べてみると煮干が聞いていて、青森の「しゅはり」のお店の味に似ていた。
 青森行きの飛行機が、急遽、変更されて座席まで変わる。テレビも音楽も聞けないこの飛行機は、以前乗った時に、悪天候のため引き返してきた思いでがある飛行機だ。なんとなく嫌な予感がしたが、無事青森空港に到着。良かったと思い外を眺めたら真っ白でびっくりする。さすがは山の上にある空港だ。道路が凍っていないか気をつけて家路を急いだ。
 

セミナー2日目

 朝9時30分、Drケリー・ダンブロジオのセミナー開始。仙骨と腰椎のリリースのデモをやってもらい、二人一組で、治療ベッドで行う。指摘されながら、できるだけ自己流にならないように気をつけてやっていく。50歳をこえると脳の柔軟性に欠けているのか素直にできないのが問題だ。
 午後からは、前頭骨、頭頂骨、側頭骨、蝶形骨、後頭骨のリリースのやり方を学んだ。今までに何度も、頭蓋・仙骨療法は学んでいるので、知ってはいたが、真髄を知らなかった。形だけは知っているが、奥深さを教えてもらい感謝である。本物を伝え聞いたという感じである。
 午後7時、セミナー終了。今夜は、中国料理の店に予約してある。7名でいそいそと出かける。メンバーはJSC(日本カイロプラクティック師協会)の面々である。今日は充実していたとばかりにビールで乾杯する。広島、兵庫、神奈川、奈良、山形、青森2人で、過去の出来事やこれからのことを話す。仲間意識が芽生えて、やはりセミナーへの参加は楽しい。これは飲む方が楽しいからかもしれない。
 あと1日、頑張ろうとの思いで解散する。今夜も楽しいお酒が飲むことができて幸せでした。
 最後に神奈川から参加した大野さん。小田急相模原で開業している先生が、日曜日の午後6時ごろから仲間を集めて3時間位勉強会をやっているので興味があったら連絡してね。

2009年11月5日木曜日

科学新聞社主催のセミナーに参加して

 1日(日)に朝一の飛行機で青森から羽田に向かった。セミナー会場は浜松町の赤十字本館である。朝10時からの開始だが30分遅れて到着。会場に入ってびっくりしたのは50名を超える受講者がいた。いつもは30名弱なので、かなり多い人数だ。その中には我らが重鎮の守屋先生(酒田市)がいた。痛みについて、深く勉強していて、たまにしかセミナーをやらないのでプレミアつきの講師と言われている。
 科学新聞社の斎藤社長に参加してと言われてから、6回目か7回目のDrケリー・ダンブロジオのセミナーの参加となる。年2回開催されていて、今回は、筋膜&頭蓋膜リリースレベルⅠの講義内容だった。一度参加したら次回も参加したくなる魅力ある内容である。
 今日は19:30まで講義が続くとのこと。セミナーが終わったら日比谷で行われている「つけ麺大博」に行こうと予定していたが、急遽、お昼時間に行くことにした、都営地下鉄の御成門から日比谷までは2つ目の駅である。会場は、広い駐車場で行われていて8軒のお店が出店していた。「中本」「とみ田」に行列ができていた。時間がないので「気むずかし屋」の前に並んだ。信州からの参加で鶏白湯魚介つけ麺とうたっていた。まろやかでやさしくて、結構いけるつけ麺だった。ちなみにチケットは800円だった。
 急いで帰って、午後のセミナー開始に間に合わせる。気合を入れてセミナーに臨む。食べた後は眠くなり意識が飛ぶので、そのようなことがないようにした。筋膜は、体を包み込むように縦に走っているが、骨盤隔膜、横隔膜、胸郭上口、輪状軟骨の部分が横に繊維が走っているので、その部分の解放が必要なこと。筋膜は、プロテインとエラステインから構成されているが、傷つけるとプロテインは再生するがエラステインは再生しないこと。弾力性を持っているエラステインが再生しないと、傷ついた個所は伸びることができずに、体全体に影響が及ぶことなど。なるほどと思うことが多くて1日目は満足して、反省会を4人の先生で行った。
 新橋の焼き肉屋に入った。サラリーマンの街なので休日は静かだ。貸し切り状態で、ビールを飲みながら乾杯する。今日のセミナーは良かったなどと、たわいのないことで盛り上がる。広島県で開業している先生が、中国、四国地方で勉強会を立ち上げたいので協力してとの話になる。若い先生で、次のステップに入ることを望んでいるので、ぜひ、協力したいものだ。
 大分酔っぱらってきたので、明日のためにコンディションをくずさないようにと、解散となった。