2009年12月25日金曜日

バイオメカニクス4の最終日

 今日で4日目だ。早いものであっという間だった気がする。セミナーは午前中で終わりで、内容は今までの集大成だった。講師の先生からの課題をクリアーできて会場を後にする。
 タクシーで大磯駅まで向かい、藤沢から小田急相模原を目指す。相模原にはお世話になっている先生がいて、挨拶に行った。相模原の先生の治療院は、明るいオレンジ系の外壁で、玄関には、施術内容などをお知らせするテレビが置いてある。なかなかおしゃれで私も取り入れようかなと思う。
 挨拶を終えて新宿経由で有楽町に向かう。目的は宝くじ売り場のチャンスセンターだ。売り場の1番の窓口には行列ができていた。平日だというのに30~40分並んだ。去年は14人が1等を当てたと看板に書いていた。待っている間、当たったらどうしようと思う。反面、宝くじの当たった人の80%が、当たる前よりも貧乏になっているデータがある。
 当たらないようにと思いながら?宝くじを胸にしまい、満足して羽田に向かった。

バイオダイナミクス4の3日目

 今日も天気が良い。青森の春みたいな気候だ。とても良いところだと思う。セミナーも3日目に入り、本題に入ってくる。直接的にセントラルスティルネスにアプローチするといっても、エネルギーみたいな感覚であり、肉体的なレベルを超えたところの話なので、体で感じることができるか心配だったが、患者さん役の相棒が導いてくれて助かった。
 体の奥深い部分のパワーに触れることができて幸せな気分になる。普段、治療していて、患者さんの治る力(治癒力)は、すごいものだと思っていたが、改めて神がかり的なパワーだと思う。
 3日目の夜も、私の部屋で、復習会を行う。今回のセミナーに参加できて良かったこと、感じたことを話しながら酔いつぶれていく。
 でも一番よかったのは、6人の先生方とふれあい心が通ったことだ。バイオチームを作りメール交換しながら活動していくことを誓い就寝。

2009年12月18日金曜日

バイオダイナミクス4の2日目

 今朝はすっきりと起きれた。外は前日とは違い、天気が良い。ただし海が見える部屋は値段が高いので、山しか見えない。掃除のおばちゃんが、海側の部屋を掃除していたのでのぞいたら、海からの光が差し込んでいた。海側の部屋は、リッチな気分にさせてくれる部屋だ。
 セミナーの内容は、フェィズ3までは、外からのアプローチだったが、フェィズ4からは、直接セントラルスティルネス(体の一番静かな場所)にアプローチするというやり方をマスターすることだった。
 講義は、解ったような解らないような感じだが、理屈ではなくて、体で体験することが重要だと感じる。デモ中、不安になると体が閉まってくる。いつまでも穏やかでいれば、変化が起きるのだが…。まだ未熟者である。
 セミナー中の一番の楽しみは食事である。夕食はフレンチだった。今夜も復習会があるので、ビールは飲まないことにした。和食とは違い、一品づつしか来ないので、水では間が持たなくて、会話もはずまずない。ビールかワインを注文するべきだった。
 今夜の復習会は、一人増えた。歯科医の先生で腰の治療も行う人だ。さすがに歯のことには詳しい。質問したら、20歳は若返る方法があるという。舌を歯とくちびるの間で、左右とも50回位、回す。朝起きたらすぐに、舌を回すことで、唾液が出て、新型インフルエンザや病気になりづらい。
 良い話をきいたので、みんなで舌を回したら、大阪の若い先生が、全然動かない。左方向と飲み込む動作ができない。復習会からは脱線して、舌の治療に入る。舌の根もとが動いていないので、根もとにコンタクトして、動きやすい方へ持って行って待つ。動いたら反対側へ持って行って待つ。少し舌の動きが改善したが、まだまだ足りない。ああだこうだで3時間はあっという間に過ぎた。
 おやすみなさい。
  

バイオダイナミクス4の初日

 12月11日(金)中泊町の自宅から6:30分出発。青森発(8:20)羽田便に乗る。羽田到着後、横浜行きの京急バスに乗り込む。JR東海道線に乗り大磯駅に到着。いつもは歩いて会場であるプリンスホテルに行くのだが、雨が強いのでタクシーで向かう。12時過ぎに会場に到着して、1年ぶりに会う仲間に挨拶する。
 バイオダイナミクスセミナーは、トム・シェーバーを講師に迎えて行うシリーズのセミナーだ。最初は、誰も知らなったが、会を重ねるごとに話をする人が増えていく。同じ時間を共有しているので話しやすい。カイロプラクテック、オステオパス、整骨院、歯科医、ボディワーク、ヒーラーを業とする人達である。
 会場のプリンスホテルは、ロングビーチで有名で、湘南の海の水平線が綺麗に見える絶好のロケーションである。そこにいるだけで、穏やかで体から力が抜けて、贅沢なひと時を過ごしている。
 セミナーが始まり、単語がポンポン出てくるが、忘れてしまっている。やばいと思いながら、復習をしてくるべきだったと反省する。それでも、時間がたつにつれて、体も心もなじんできた。夕方6時過ぎにセミナー終了。明日から、頑張るぞと思い夕食に向かった。
 夕食後、部屋で、復習会をやるということで、私の部屋に5名が集まった。時間は1時間、飲み物は、自分で持ってくるという約束だ。今まで、あいさつ程度を交わす間柄だったので、自己紹介がてら、セミナーの復習ではなくて、よもやま話になった。気が付いたら3時間経過。何の収穫もなかった感じだが、人のつながりは太くなった。お互いが、大きく成長する出発点だったらうれしいが・・・。

2009年12月10日木曜日

ネチガエ

 朝、起きたら首が回らない。左や前に、そして後ろにもいかない。どうしてネチガエになるのと質問された。
 結果的には、首を前から支えている斜角筋という筋肉が過緊張を起こして首の骨をロックしている状態である。
 斜角筋は、首の各椎骨から第一肋骨および第2肋骨に着いている。肋骨部(付着部)を固定すると、首を前に曲げたり、右や左方向に回す働きをする。首の椎骨(起始部)を固定すると、呼吸する時に胸郭(胸骨や肋骨)を引き上げる働きをする。
 斜角筋は、胸郭の動きが悪くなって固くなると、引き上げることができずに、逆に首の椎骨を前下方にに引っ張ってしまう。そこで首の椎骨(とくに頸椎5番)がロックされて、首が動けなくなって、助けてとなる。
 ということは、首から下の問題が75%で、首の問題は25%となる。首を治す時は、下から治していくことが大事になる。
 また、以前は、腰が痛くて来ていたのに、この頃は、首の周辺がおかしいとやってくる。使い方がおかしいのか、それとも上司と合わなくて、長い間、脳が発火しているせいなのか。
 簡単にネチガエといっても奥は深い・・・。

2009年12月8日火曜日

コンサート

 今年は太宰生誕百年記念で五所川原市のイベントが多かった。県外の方がたくさん見えた1年だった。5日に、地元出身でフランスはパリで活躍しているソプラノ歌手をメインにコンサートが行われた。  
 事務局の一員である奥様が、数ヶ月前から準備で大忙し。とくに大変だったのがパンフレット作りのための広告集めだった。この不況下、協賛金を集めるのに心苦しかったそうだ。
 何とか、目標の協賛金を集め、いよいよ明日は本番。夜遅くまで、会場で最終チェックの打ち合わせ。長期の緊張で疲れがピークに。用事を思い出して少し急いだら、左の膝の裏がズキン。急に腰は曲がりビッコになる。
 本番当日の朝、急遽来院。膝を痛めたのかと思ったらふくはぎが軽度の肉離れ状態だった。治療中に質問される。少し急いだだけで肉離れるになるの? 普段だったらならないが、コンサートの準備で長い間、脳が興奮して交換神経が過緊張状態だったので、体全体が緊張していた。心も体も緊張していたので肉離れになる準備ができていて、あとはきっかけさえあれば良かったと説明する。納得して、コンサート会場に出かけて行った。
 2日後、奥さんの一言「無理を通したら、体が悲鳴をあげることを学んだ」と笑っていた。

2009年12月4日金曜日

年末・年始のお知らせ

 年末は、31日(木)の午前まで診療します。午後からは大掃除になるので治療は行いません。
 年始は、3日までお休みで、4日(月)から診療させていただきます。
 ただし、緊急事態発生の場合は、休診日でも、お電話を下さい。

休診日

 11日(金)~14日(月)は、神奈川県大磯町のプリンスホテルで、トム・シェーバーの「バイオダイナミクス4」のセミナーに参加します。そのため治療院は休診とさせていただきます。

腹が立つ

 以前から、お見えになっている40代後半の奥さんが、肩からのしびれと肩こりを訴えてきた。いつものやさしい感じと違い、体全体がピリピリしていたので、みぞおちからおへその間を指先で押してみた。
 ここは、交換神経が興奮して過緊張状態が続くと、過敏に反応する場所である。みぞおちとおへその間を半分に割って、上半分が「怒り」で、下半分が「我慢」の部分だ。
 押してみたところ「我慢」の部分が緊張感があって非常に痛い。「怒り」の部分もかなり痛がる。
 奥さんが働いている職場の、若い職員の仕事がいい加減すぎて、つい怒ってしまったそうだ。治療されながら「怒ることが、これほど、体に緊張をもたらすとは・・・」と反省していました。
 治療後は、体の緊張がとれてお腹はすっきり。症状もとれて、穏やかに一言「まだまだ、修業が足りなかったわ。昔の人は、「腹が立つ」という言葉を、解って使っていたのね」と、勉強させていただいてありがとうと帰って行かれた。