2010年7月23日金曜日

岩木山

 中泊町の家から五所川原市の治療院までは、車で40分の道のりだ。田んぼの真ん中かを通っている米マイロードから津軽道に入る。
 五所川原西ICから五所川原ICの一区間だけ利用しているが、そこから見える岩木山が好きだ。毎日表情を変えて雄大としている。
 残念なのは、経費削減のためか、防雪柵の支柱が景観を邪魔している。
 今日も、岩木山に、元気よく、おはようさんである。

2010年7月13日火曜日

名古屋のセミナー3の3

 会場から金山駅に車で送ってもらった。支部長から「ゆかり」という高級なエビせんべいをもらう。挨拶をして別れる。
 中部国際空港行きの切符を買うために売り場に並ぶ。売り場の人に、次発は1分後と言われ、走っても間に合いそうもないので、10分後の指定席と乗車券を購入する。
 しかし、思った以上にホームが近くにあり、まだ、1分後の電車がいた。これに乗ったらひつまぶしを食べる時間があると思い乗ろうと思ったが、予約は次発の電車だ。
 葛藤が起きたが、じっとこらえた。この時点でひつまぶしをあきらめる。今回のセミナーのメインは、JALが青森、名古屋間を飛ばなくなるので、ひつまぶしを食べれるのは最後と思い来たが、縁がなかった。
 ゆっくりと知多半島の景色を眺め、空港に向かった。セントレアでは、お土産の定番である「ういろう」「赤福」と「金華ハム」を買って飛行機に乗り込んだ。
 20:00に五所川原の治療院に到着。心地よい疲れとともに横になる。
 

 

名古屋セミナー3の2

 やっとの思いでマンションの部屋にたどりつく。3時間も散歩していたことになる。今日の体力は使ってしまった感じだ。余力はない。
 朝食を、コメダでとる。お客さんが多く入っているコーヒー店だ。外国のコーヒー店が幅を利かせているが、名古屋では、昔から人気が高い。
 セミナー会場に入り、2日目が始まる。1日目に気合を入れすぎたせいか参加者はやる気満々だ。朝の散歩で疲れているので圧倒される。
 昨日の復習から始めようとしたが、昨日の参加者プラス新しい参加者が半分以上いる。これは困った。もう一回初めから見せる必要がある。そこで、私が通しでデモを行った。ハイテンションのまま頑張らないといけないので、途中で酸素不足ぎみになる。
 ほどよい緊張感の中で時間を共有しているので、時間の過ぎ去るのは早い。ベテランの先生方が、童心のように弾むように練習する姿はほのぼのとしている。
 セミナー終了後、私の頭の中には、ひつまぶしがいたので、早く帰りたかったが、挨拶や後片付けで少々時間がかかった。
 感謝されて、また来てねと言われたが、名古屋は交通の便が悪くなるのでどうしようかなと即答をさける。
 
 

名古屋セミナーその3の1

 5:30に、いびきをかいている間を、静かに通り抜けて部屋の外に出る。ポッケには3千円入っている。これで良しとエレベーターに乗り込みマンションの外に出る。その時、扉がカチャッといって閉まる。これってもしかしてオートロックというもの!!
 深く考えずに熱田神宮を目指す。35分くらいで到着。中に入った途端、厳粛で静かで柔らかいエネルギーに包まれる。3回くらい来たことがあるが、今回が一番エネルギーを感じる。朝、早いせいかもしれない。日中、人が多くなると、かき消されてしまうのだろう。
 本殿に参拝する。厳粛な気持ちになる。参拝を終わり本殿の横にある社務所みたいな建物がとても立派だ。ふんだんにヒノキを使い、節の部分が見当たらない。今でもこんな木が残っているのという感じだ。しばし見惚れる。
 神宮を出て現実に戻る。ポッケには、3千円。携帯電話が入っていない。これは困った。マンションの入り方を聞かないといけないのにどうしよう。そうだ公衆電話を探そう。歩いたが、なかなかみつからない。駅にはあるだろうと思い、熱田神宮駅を目指す。あったと思い電話をかけようとしたがメモ用紙とボールペンが必要だ。コンビニを探して買って公衆電話まで戻る。
 暗記している電話番号は、自宅と治療院だけだ。嫁さんの携帯番号も知らない。早く仕事に行くような話をしていたので、急いで自宅に電話する。年賀状を持ってきてもらい、マンションの先生の電話を知っていそうな先生の電話をピックアップする。
 ヤッター!!これでマンションに入れると思い安堵する。時計は7:30。まだ先生方が眠っていると思い近くへ行ってから電話しようと思ったのが間違い。
 マンションに近付いてきたので、セブンイレブンで電話を貸してもらおうと思ったがない。田舎のコンビニであるが都会は違うらしい。田舎の常識は通用しない。店の人からは、このあたりで公衆電話は見たことがないと言われる。
 どうしようと思い、最後は交番かなと思いながらも、お願いしている自分を想像すると恥ずかしい。その時に、輝く公衆電話があった(輝いて見えた)。時間は8:30。電話したら「迷子になったの?」と言われたが、携帯を忘れたので、マンションに入れないと言うと大笑いされた。
 携帯がないと暮らしていけないこと。公衆電話が少なすぎてお年寄りは大変だということを知った。

 

 

名古屋セミナーその2

 7時に迎えに来てもらう。セミナーまでは時間があるので、朝食がてらドライブする。24年くらい前にお世話になった石川橋の商店街を通る。懐かしい感じがする。ついでにアシスタント時代に住んでいた千種区の一軒家を探した。誰も住んでいないが当時と同じように立っていた。ここに住んでいた時は、貧乏だったが、将来への期待や夢があって幸せでもあった。
 デニーズで朝食を食べて、セミナー会場に向かった。少しずつ気合が入ってくる。
 セミナーの内容は、トータル・ボディ・バランスという、体全体をみることから始めて、部分をみつめていく考えかたの検査法とテクニックだ。
 参加されている先生方はベテランが多い。言葉に気をつけながら話を進める。言葉といえば、私のセミナーには通訳がつく。今回も、青森出身の嫁さんをもらっている先生が、私が言った後に補足していた。
 セミナーが進み、ある事に気がつく。教えたことを、自己流にアレンジしながら行っている。本人は忠実に行ってるつもりだが、教えたこととリズムや流れが全く違う。患者さんのリズムで行うとよいのだが、自分のリズムで行うので、患者さんは緊張してしまう。
 そこで「恥」をかいてもらうことにした。人前にでてもらいデモをしてもらった。みんなの前で行うと、すべてがさらけ出されしまい間違いに気づく。
 みなさん必死でやるので時間を忘れてしまう。あっという間に1日目が終了。金山の懇親会場に向かう。
 セミナーの反省点を述べながら話がはずむ。だんだん嫁さんの話になり、某先生の奥さんは、気が強くて怖いよという。おおコワッとなる。どこのお家も年を重ねるごとに旦那の地位は低下しているらしい。
 2時間の飲み放題も終わり、今夜の宿泊地12階のマンションで2次会を行う。今度は時間無制限なので、長くなり途中でダウンする。マンションが熱田神宮に近いところなので、朝に散歩しようと思い眠りにつく。
 

名古屋でセミナーその1

 金曜日の青森発19:20の中部国際空港着の飛行機に乗る。青森からの名古屋便は10月でなくなる。JALさんの方針だ。これが最後のフライトと思い機内に乗り込む。青森~名古屋間は1:20分で到着するので近い。これが東京経由だと羽田に降りて品川から新幹線で名古屋へとなる。お金と時間がかかりすぎる。
 空港から35分くらいで金山に到着。名城線に乗り換えて5分くらいで栄に到着する。
 錦ワシントンプラザホテルに泊まる。飲食街のど真ん中にある。名古屋の先生方4名と「飯場」という居酒屋で飲むことになる。翌日、セミナーを控えているので、一度は断ったのだが、強硬開催となる。
 名古屋と言えば、今はカラッと甘辛く揚げた手羽先が有名だ。名古屋の名人から一気に食べる方法を伝授される。
 1.手羽の先の食べれない羽根の部分を関節からもぎ取る。
 2.手羽を縦に持って口の中に入れる。
 3.手羽を持っている指の手前に歯を当てる。
 4.手羽(骨)を一気に引っ張る。
見事に、2本の骨だけが残る。素晴らしいと手をたたく(大部酔っぱらっている)。
名人いわく、これができないと手羽先のおいしさは解らないと豪語する。
 時計は、すでに24時を回っている。普段は22時には夢の中だ。眠いと言ってお開きにする。