2012年12月7日金曜日

雪と雷=ハタハタ?

寒くなって、雷が轟くと、津軽沿岸部にあるものがやってくる。
大群のハタハタだ!!
産卵するために沿岸部に寄ってくる。
ハタハタは、うろこのない魚で、焼いてもよし味噌田楽や鍋にしてもおいしい。
しかし、日本海側でしか食べない魚のため、卵の入っているメスしか重宝されない。
オスは、最初のうちは、重宝がられるが、すぐに箱代にもならないため捨てられる運命にある・・・。
ハタハタは最初は、季節感もあり、おいしいのだが、不思議なことに何度か食べると飽き?がきてしまう。
このハタハタを大切にしてきたのが秋田県だ。
漁獲量が減ると、3年もの間禁漁とした。
そのおかげで、見事に復活したのだ。
秋田県では、ハタハタの加工技術が進んでいて、最大限に活用している。
ところが、青森県には加工施設も技術もないので、大量に取れすぎると、海に捨てる場合もあるそうだ。
一年中、おいしい状態でハタハタが食べれたら高級魚になるのにと思ってしまう。