2010年7月13日火曜日

名古屋セミナーその3の1

 5:30に、いびきをかいている間を、静かに通り抜けて部屋の外に出る。ポッケには3千円入っている。これで良しとエレベーターに乗り込みマンションの外に出る。その時、扉がカチャッといって閉まる。これってもしかしてオートロックというもの!!
 深く考えずに熱田神宮を目指す。35分くらいで到着。中に入った途端、厳粛で静かで柔らかいエネルギーに包まれる。3回くらい来たことがあるが、今回が一番エネルギーを感じる。朝、早いせいかもしれない。日中、人が多くなると、かき消されてしまうのだろう。
 本殿に参拝する。厳粛な気持ちになる。参拝を終わり本殿の横にある社務所みたいな建物がとても立派だ。ふんだんにヒノキを使い、節の部分が見当たらない。今でもこんな木が残っているのという感じだ。しばし見惚れる。
 神宮を出て現実に戻る。ポッケには、3千円。携帯電話が入っていない。これは困った。マンションの入り方を聞かないといけないのにどうしよう。そうだ公衆電話を探そう。歩いたが、なかなかみつからない。駅にはあるだろうと思い、熱田神宮駅を目指す。あったと思い電話をかけようとしたがメモ用紙とボールペンが必要だ。コンビニを探して買って公衆電話まで戻る。
 暗記している電話番号は、自宅と治療院だけだ。嫁さんの携帯番号も知らない。早く仕事に行くような話をしていたので、急いで自宅に電話する。年賀状を持ってきてもらい、マンションの先生の電話を知っていそうな先生の電話をピックアップする。
 ヤッター!!これでマンションに入れると思い安堵する。時計は7:30。まだ先生方が眠っていると思い近くへ行ってから電話しようと思ったのが間違い。
 マンションに近付いてきたので、セブンイレブンで電話を貸してもらおうと思ったがない。田舎のコンビニであるが都会は違うらしい。田舎の常識は通用しない。店の人からは、このあたりで公衆電話は見たことがないと言われる。
 どうしようと思い、最後は交番かなと思いながらも、お願いしている自分を想像すると恥ずかしい。その時に、輝く公衆電話があった(輝いて見えた)。時間は8:30。電話したら「迷子になったの?」と言われたが、携帯を忘れたので、マンションに入れないと言うと大笑いされた。
 携帯がないと暮らしていけないこと。公衆電話が少なすぎてお年寄りは大変だということを知った。