2010年11月29日月曜日

富山でセミナーその1

 11月26日、20:16弘前駅から寝台特急日本海に乗り込み富山県高岡市を目指す。駅のコンビニでビールとつまみと弁当を買った。今回は、本部から千葉会長が派遣されたので、2人で乾杯する。楽しい旅?の始まりである。飲みながら、ふっと思ったのが、車内の移動販売の人が来ない。コンビニで食料を補給していなかったら、朝まで、何も食べれずに乗るところだった。
 22:00ごろ、就寝する。山形県酒田の当たりで、電車の揺れで眼がさめる。外は真っ暗だ。眠りなおそうとするが、なかなか寝付けない。ただ眼を閉じたまま、揺れに任せながら長い夜を過ごす。
 27日5:45高岡市に到着。外は、真っ暗だ。俳優の高橋克典と同じ名前のJSC理事である先生が出迎えてくれた。
 車に乗り込むと、立山連峰からの朝日を拝もうと雨晴海岸を目指した。6:20頃当たりが明るくなったが日の出の部分だけに濃い雲がかかりパッとしないまま後にする。本当はこんなにきれいなんだと絶景の写真をもらう。
 朝食は、氷見漁港の2階にある食堂だという。氷見漁港では、ワラサ(大きい順からブリ・ハマチ・ワラサらしい)が水揚げされて、威勢の良いセリの声が聞こえていた。
 市場で働いている人たちが食べる食堂の名前は「海寶」で、セリ落とされた魚が厨房に運び込まれた。刺身定食は1.100円で、ワラサの身はプリプリしていて油も臭くなく絶品だった。ハマチ系は苦手だったが、新鮮だとこんなに違う味なのかと驚く。ちなみに魚料理は7:30からの注文になるのでご注意。
 セミナーまでは、まだ時間があるので、世界遺産の白川郷・五箇山の合掌造り集落を見学することになり、高速に乗りこむ。1時間位で、相倉(あいのくら)合掌造りの集落に到着する。
 駐車場に着いて、辺りを見回したら、何か見おぼえがある。10年位前に来たことがある。朝早かったので、集落には入らず、すぐに後にしたことを思い出した。
 集落を歩いていたら、どこの家も人が暮らしていた。蚕と硝煙作りで生活を支えていたという。両側にそびえる山は急斜面で、生活するには相当苦労があったのかもしれない。