2014年2月1日土曜日

スーパー公務員

ローマ法王に米を食べさせた男(高野誠鮮 羽咋市役所職員著)という本が素晴らしい。
上司と合わずに農林課にまわされ、限界集落の農家の現状に驚く。
何かできることはないかと、スーパー公務員が行動に出る。
作った作物は、自分たちで値段を決める仕組み作りを模索する。
地元のメディアは相手もしてくれないので、外国のメディアに売り込み、ローマ法王御用達米に認定される。
米はブランド化され、5キロで3千円。
農家に依頼して作った酒米からお酒を作り700mlで3万円超。
農家の所得は、倍増し、若い人たちが後を継ぐようになった。
日本中の町や村で起こっていることが、現状打破できるヒントが盛り込まれている。
ぜひ読んでみてください。