2017年3月28日火曜日

適塾

大阪のセミナーでのひとこま。
解剖の先生が、この近くに「適塾」があるのでぜひにと勧められたので散歩がてら見学してきた。
「適塾」とは、私でも名前だけは知っている緒方洪庵が開いた。
洪庵は優れた蘭学者、医学者であったばかりではなくて教育者でもあった。
門下生が全国から延べ1000人も集まり、多い時は40名を超える門下生と一緒に暮らしていたという。
この門下生が活躍して現代医学の基礎を作ったといわれる。
小さな建物かと思ったら中に入ったら意外と立派で見ごたえがあった。
ここから日本の医療の夜明けが始まったと思うと、洪庵の志の高さは半端なかったのかもしれない。
少し笑えたのが洪庵は、あまり体が丈夫でなかったと説明しているが、7男6女の子供がいることにビックリ!
偉大な人は、どの面でも優れている?