2016年11月25日金曜日

2回目の解剖

明日から、東京で解剖の勉強をしてきます。
解剖については、シカゴにあるナショナル・カイロプラクティック・カレッジと大連の医科大学で学びました。
しかし、検体は薬漬けなので、生きている人間とは程遠い感じです。
ところが、豚骨スープに使う骨ガラは新鮮なので、より生きている人間に近いのです。
椎間板はプヨプヨしていて弾力性があります。
骨を切ると中には血液を作っている骨髄があり、赤いと若い骨だね、黄色くなっているとかなり年を取っているねとなります。
豚でこれほど勉強になるとは思いませんでした。
骨は10年ほどで再生します。
ということは骨はひとつの塊ではなくて、骨が作られ、骨が食べられる作業がつづいています。
これを代謝と呼び、治療するときに、この代謝が正常に働いているのかを見極めることで、治療効果が格段に上がります。
東京は寒そうですが、楽しんで勉強してきます。