2017年7月19日水曜日
修業が足りない‼
16日、17日と八戸市で青森県中学校総合体育大会があった。
私は地元のソフトテニスのチームの外部コーチとして関わった。
初日は、豪雨で2回戦で中止となった。
車で待機する時間が長すぎてエコノミー症候群のように体が突っ張った。
2日目は順調にいくように思われたが、雷雲が発生して個人戦の準々決勝で終わりとなった。
まだ、団体戦もあるのに個人戦さえ終わっていない。
18日からは仕事があるのに帰れる状態ではない。
3年間の思いを伝える大会なので優先順位が仕事より上になり、もう1泊することになった。
さすがに、これだけ長い期間緊張し続けるのは大変なことで、選手が気持ちをコントロールできない。
個人戦は、あと2本とれば勝ちなのにミスの連続でファイナルまでいってやっと勝ちを拾った。
準決勝は、昨年の新人戦で敗れた相手で、向かっていけば勝利は見えていたのに逃げてしまい負けとなった。
おかげで暗い雰囲気のまま団体戦に入った。
最初の相手は青森市地区の学校で何とか2-1で踏みとどまった。
次が八戸市地区そしてむつ地区の学校と戦いやっとのところで勝ちが転がり込んできた。
コーチをしている私はイライラのし通しだった。
普段の35%位しか力を出せていない。
凡ミスのオンパレードなのでカウントが悪くなってはしのぐという感じだった。
決勝戦では実力が相手が上なので、勝てるかもしれないという状況で対戦した。
対戦成績が1対1となり、あと1本とれば私たちのチームが優勝というところまできた。
ところが勝てるというプレッシャーが選手にかかってしまい体が動かなくなってしまった。
ミスが続いて逆転負けを喫した。
誰が悪いわけでもなくて、選手の気持ちの幅を広げてやれなかった私の修行の足りなさがでた試合だった。
負けて2位だが、東北大会の出場権は得ることができた。
3年生の4名全員が団体戦と個人戦に出場できる。
彼らは素質がなくても、毎日の朝練を繰り返すことで継続が力となり、素質のある選手と対等に戦えることを証明してくれた選手たちである。
とてもかっこよくて応援したくなる選手である。