2017年11月27日月曜日

新鮮

天気が荒れて雷がゴロゴロとなると岸辺に近づいてくる魚がいる。
それは「ハタハタ」という魚で、普段は深いところにいるのでウロコがない。
寒くなると産卵のため岸に寄ってくる。
卵は「ブリコ」と言って、小さい頃は口の中でブチブチと音をたてながら食べた。
その「ハタハタ」が西海岸に来ていないかと鰺ヶ沢に1時間ほどかけて車で行った。
目指す加藤鮮魚店は、イカの天日干しのお店が集まっているところにある。
車から降りたら海からの風の冷たいこと。
急いでお店の中に入った。
多くの客さんが訪れていて新鮮な魚を買い求めていた。
皆さん「ハタハタ」が目当てだったらしいが我が家もその通りだった。
店主から、ニュースでハタハタが取り上げられてから買いに来てと笑われていた。
お店にはサワラ、タラ、サケなど大きな魚が原形のまま並べていて圧巻だった。
すべて料理してくれるそうだ。
我が家の食卓に上がったのは、フグのから揚げ、カレイの塩焼きだった。
いつも魚は食べているのだが、リピーターになるほど新鮮でものが良かった。