No1034
田植えのシーズンだが
機械化と大規模農家が増えたので
あっという間に
田植えがすんだ田んぼが広がっていた
私が子供の頃は
村あげて田植えだという
熱気に包まれていた
一升瓶で田んぼを清めて
小豆の入ったご飯を
食べた記憶がよみがえるが
そんな風情は一切なし
田植え機械が
勝手に操作して植えていく時代
運転手はいらず
人が苗を補填するだけ
機械は文句を言わず
働いてくれて効率も上がるが
なぜか寂しい部分も
自宅の前の1枚の田んぼ
田植えが済んだが今年は様子が違う
6月に88歳になる母親が
管理していたが
体力の限界と危険なので
隣の農家にお願いすることにした
こちらも寂しいが
時代の移り変わりなので仕方がない
今日は木曜日なので自宅での治療となる
朝一番の患者さんは
10軒ほど離れたところにある
宮越邸の当主さん
今年も離れ(詩夢庵)と
庭園(静川園)の公開が
6月4日から行われるので
パンフレットをもってきてくれた
100年前に奥さんが厄年になった時に
プレゼントしたというから
なんともはや
桁違いのレベルの
愛情と大正ロマンが詰まっていて
中泊町の新名所となって
町を元気づけてくれている
私より年齢が1個下の当主さん
普段は名前で呼んでいるが
宮越邸の話題になると
当主さんになる
2週間に1回の
定期整備を続けていて
今回も壊れているところはなし
2週間ぶりの疲れと微調整で
治療は終わり
世間話をしながら
お互いが町にできることを
話したりしている
悪くなくても
治療に
行っても
いいの
と聞かれたが
本来の治療とは
壊れない
ために
やるもの
壊れてからだと
痛みと
お金と
時間がかかる
あなただったら
どちらを選びますか
頭では分かっているが
痛くなる前の
行動となるとう~んという人が多い
痛い😮😱
というスイッチが入らないと
多くの人は動けない
どちらが
原理原則なのかを考えて
行動してみてはいかがか