No1024
以前にテニスのコーチを
していた時の親から
高校の春季大会があるから
見に来てねと誘いを受けて
約3年ぶりに
青い森アリーナのコートに行った
観客席のベンチに座って
コートを見ているだけで
幸せ感が漂う
私を発見すると2人の選手が
コーチと駆け寄ってくれた
一緒に中学時代を過ごしたからで
ありがたいことでもある
2人とも試合の
アドバイスを聞きたそうだったが
私は部外者なので
こころの在りようだけ伝えた
1人の試合で気がついたことは
このペアは仲が悪いということ
仲が悪くても戦う同士なので
ペアの喜ぶことをすべきであって
キレている場合じゃない💦💦💦
試合の前に握手して声掛けをする
嫌いだから
こそやる
必ず意味があって
最高の形で終えるようになればと思う
もう1人は優勝候補だったが
全然伸びていないというか
楽しそうにボールを打っていなかった
彼女の良さが死んでいたので
試合を見ても楽しくなかった
その理由はすぐに分かったが
その環境の中でもがきながら
成長していってほしい
試合は
まさかの岩手から進学してきた
1年生ぺアが優勝した
やるべきことを
淡々とやっていたのが印象的だった
上級生にとっては
高体連の本番に向けて
とっても良い刺激になったのでは
中学時代に教えた2人は
自宅から遠いので下宿生活をしている
練習がお休みで自宅に戻ると
肩が痛い
腰が痛い
膝が痛い
と治療に来てくれるが
本当に痛いのは
こころ
治療して話すことで
ストレスはどこへやら
また頑張ろうとなる
自宅から
3時間も離れた高校へ進学して
部活を頑張っている
いいことも悪いこともあるが
チャレンジている姿はかっこいい
彼女らの人生の一部に
関わらせていただいてありがたい
中学時代は
幸せになる土台作りの3年間
として
手段としてテニスを教えていた
3年間の朝練
毎月の遠征
親と子供と先生と
一緒に泣いて笑って行動した日々が
鮮明に蘇った