2015年8月11日火曜日

いわき市番外編

会場を後にして青森に向かった。
せっかくいわき市に来ているので、太平洋側を北上した。
どんどん原発に近づいていくに連れ景色が変わってきた。
「今日の放射線量はOOμSv/h」という看板が目に飛び込んできた。
そして「避難区域」という看板を見てぞっとする。
周りは、放棄地や誰も住んでいない家屋があちこちにあり恐ろしくもあった。
いわき市の試合会場から40~50分位しか離れていないのに天国と地獄との差があった。
仙台に近づくにつれ田んぼには稲穂が元気に育っているのを見てホッとする。
原発の事故は天災かと聞かれたら、あれは人災だと断言できる。
いちど問題が発生したら取り返しがきかないのにおろそかにした。
復興は、まだまだ遠い先のできごとである。