2014年1月9日木曜日

腰痛

2人の患者さんから、この前のテレビを見たかと聞かれた。
番組では、腰痛の85%は意味不明なので、治らない腰痛患者さんを整形外科と心療科の先生がタッグを組んで診療し、毎日日記を書かせたら、2ヵ月後に前向きな文章を書くようになり腰痛も改善していったという。
これは原因は脳(心)にあって、結果が腰痛だっただけのこと。
原因と結果の両方にアプローチしたので改善したという話である。
このことは20年前から分かっていて、どうしたら脳にアプローチして改善できるかを勉強してきた。
今では、はっきりと脳の状態が体に表現されていると確信できる。
治療で脳にアプローチして、交感神経過緊張の状態を普通の緊張まで持っていけるようになった。
しかし繰り返し同じ症状で来る人が多すぎる。
そこで、考え方が変わらないと(心のありようが変わらないと)いけないことに気がつく。
例えば、結婚して幸わせになると決めていたはずなのに、結婚してとても良かったというカップルは5%で、びっくりするほど少なすぎる。
そんな時に出会ったのが、選択理論で、問題は外にあるのではなくて、自分の中にあるということを理解した。
18日~19日は、リアリテセラピー(選択理論を取り入れたカウンセリング)の上級プラクティカムを受講する。
もっと、皆さんと深く優しくお付き合いできるようになるのでは。