2019年1月22日火曜日

感情が前に

仕事の終わりごろに、吹雪いているから帰ってくるなというメールが届いた。 外を見たら青森市内は静かな状態だったので中泊町へ帰ることにした。 ところどころ吹雪いていたが思ったよりは楽に帰れた。 しかし、いたるところに「流れ」ができていて、日中に天候が荒れ狂ったのを物語っていた。 いつもより30分ほど遅れての夕食となった。 たわいもない話をしながら晩酌をした。 おもしろい番組はないかとチャンネルを変えたら錦織選手が戦っていた。 スペインの選手が第1、第2セットを連取して、錦織選手が第3、第4セットを連取していた。 第5セットでタイブレークとなって、特別ルールで10本先取となった。 勝負の分かれ目は5-8で錦織選手が劣勢だった。 スペインの選手が打ったボールがネットにあたりショートバウンドとなった。 そのショートバウンドをしたボールを錦織選手がキレイに決めた。 しかしショートバウンドに対して、アウトのコールがあったような…。 チャレンジしたらセーフだった。 見ている人もどちらがポイントを取るのか分からない。 スペインの選手が激怒して主審に詰め寄ったが、判定は錦織選手のポイントとなって6-8となった。 感情が高ぶっていたスペインの選手は錦織選手のセカンドサービスをレシーブした。 サイドラインぎりぎりでアウトとなった。 スペインの選手は判定が間違っていると感情を抑えきれない。 冷静沈着な錦織選手が最後にサービスポイントを上げて見事な逆転勝ちを収めた。 実に5時間5分の戦いだった。 勝負のポイントで神様がいたずらをしたとしか思えない。 日本中で大喝采したがスペインではブーイングの嵐だったと思う。