No1065
今日は母親が88歳の米寿の日
姉家族と祝う
母親が元気であることは
子供の私にとってはありがたいこと
私にできることは
母親を治療してあげるだけ
88歳の母親から見た私は
どんなふうに映っていたんだろう
母親からは
えいいち
あなたは長男だから
小野家を守る人なの
田んぼを継ぐ人なの
と言われて育ってきた
高校を終わると
田んぼを1ヘクタール
増やしてもらい後を継いだ
当時のお金で2000万円はしたはず
親の期待に応えるのが
長男の役目だと思い働いた
農閑期は車やステレオが欲しくて
出稼ぎに行った
その後は地元の製材所で
働いて田んぼを手伝った
田んぼで食べるおにぎりは格別だった
自然相手の仕事は
土の匂い、風の冷たさ、お日様と
生きている
と実感できたものだ
しかしお米の単価は下がり始め
大規模農家になるか
当時勉強していた
カイロプラクティックで生計を立てるか
二者択一を迫られた
選んだのは後者で
妻と子供を残して
名古屋の完成堂へ
アシスタントとして修行に入った
院長から
盛業できるよと送り出してもらい
そのおかげで
今も青森で治療院を
続けることができている
だから名古屋は
私にとって特別なものがある
先日の毎日ブログのサミットでは
名古屋の女性の強さたくましさに触れ
Coco壱番屋の宗次創業者の出会い
もうひと頑張りする勇気をもらった
青森に帰ってやるべきことは
宗次創業者の想いに触れること
お客さんを
喜ばせる
を食べさせていただいた
私は治療家なので
患者さんを
喜ばせる
をもっと大事にしていくが
この世で
一番お世話になったのは誰ですか
母親
そんな母親を大事にしていますか
と問われたら
はい!
と答えられない自分がいる
あと何回一緒に
正月を迎えることができるか
私はあなたの期待通りの息子でしたか
私の原点はここにある