2013年4月4日木曜日

カイロニュース96

322日に、五所川原市民情報センターにて、15名が集まり楽習会を開いた。高校生から社会人まで一緒になって学んだ。■私たちは、幸せになりたいと思って行動している。しかし、ほとんどの人は、自分は不幸だと思って生きている。満たされていない自分がそこにいる。OOが欲しい。OOされたい。私には、どうして欲しいものが手に入らないの!■そこで、自分の価値観で、周りを見渡すのではなくて、相手の価値観は、どうなっているのか知ることによって状況が変化してくる。■まずはゆっくり足元からみつめていく。私たちの行動は、あるものを満たすために行なっている。それは遺伝子に組み込まれた5つの欲求を満たすためだ。健康でいたい。愛し愛されたい。認められたい。束縛されたくない。自由でいたい。楽しみたい。■この5つの欲求には、人それぞれ強弱、深い浅いがある。貪欲に欲しい人。もういらないと言う人。■50問の質問をして、自分は、何の欲求が強いのかを知った。一緒のテーブルの人達とシェアすると、あまりの違いに驚く。そして自分の意外な面にびっくり。自分では家庭的でないと思っていても、本当は人が恋しくて家族を大切に思っている。あるいは人に認められたくて、ついついきつく当たってしまう。■ある高校のクラブ活動で暴力を振るわれ自殺に追い込まれた高校生がいた。監督は愛の行為だと勘違いした。叩かれた方は愛とは思えなくて自尊心が傷ついた。そのニュースが全国で流れた。そのニュースを聞いたある高校の野球部では、厳しい監督を父兄が首にした。子供達は、怖い監督がいなくなり、眉毛をそったり、挨拶もしなくなり生活が乱れた。家庭も上手くいかなくなった。当然試合は一回戦負け。父兄が前の監督を辞めさせなければ良かったと言っても後の祭り。■大切なことは、自分の欲求を知り、相手の欲求も知ることで、相手の欲求を満たしてあげる人になる。そうすると今度は相手が自分の欲求を満たしてくれる。勝ち負けでなく勝ち勝ちの関係になることである。