2018年10月29日月曜日
県大会
27日、青森店から3:00に起きて八戸に向かった。
暗い中、みちのく有料道路を通って子供たちが宿泊しているホテルに着いたのが5:15だった。
5:30からホテルに隣接しているコートで朝練を行った。
でも真っ暗でボールが見えない。
雨が降ってきてハードコートに水が浮いてきた。
そんな状況の中で練習メニューを考えて1時間練習した。
練習を終えて、会場の東運動公園に向かった。
9時から県大会個人戦が始まった。
台風のおかげで1ヵ月伸びたが、その間じっくり練習できた。
団体戦は、仕事で東京に出張のため大会に同行できなくて満足のいく成績ではなかった(3位)。
責任を感じていたので、今回は、子供たちに寄り添うことにした。
3ペアが出場したが2ペアは、1回戦と4回戦で姿を消した。
秋の空は難しくて、晴れていたのに、突然豪雨となり試合が断念した。
1時間ほど待機すると青空が戻ってきて無事試合が再開された。
キャプテンペアにとって3回戦であたる第2シードとの対戦が山場だった。
前衛の子が中体連で2位に入り東北大会に出場している。
緊張の面持ちで試合に臨んだ。
なんとか相手のミスを誘い勝ちを収めた。
そこで勢いがついて、気がついたら決勝にコマを進めていた。
優勝したら県選抜選手となり三重県伊勢市で行われる全国大会に出場できる。
決勝戦、キャプテンペアが2ゲームとって勝ちが見えて守りに入りミスが目立ち、逆に相手ペアに2ゲームとられた。
ファイナルゲームとなっても緊張で体が思うように動かない。
キャプテンペアが3本連続ミスして相手ペアが勝てるかもと思ったのかもしれない。
今度は、相手ペアがミスを繰り返して、7本連続得点した。
まさかの優勝となった。
勝った瞬間、選手は大粒の涙を流して喜び合った。
後ろを見たら父兄も目を赤くしていた。
自分たちがやってきたことが間違いないことが証明された瞬間でもあった。
安堵したら疲れがどっと出た。
時計は19:30を回り、2時間30分かけて八戸から中泊町の自宅へ帰らなくてはいけない。
帰りの道中、肉体は疲れていたが、とっても満たされた自分がいた。
人に喜ぶことをして、その人たちの喜んでいる姿を見て自分が喜ぶ。
喜びが何倍にも膨れ上がることを体験させてもらった。