朝4時に
TVをつけると
世界陸上が
映し出される
会場は
カタールのドーハ
日中40度越え
夜でも30度越え
競技をするのは
厳しい環境だ
暑さを考慮して
深夜に
競技が行われている
深夜なので
暗さを
利用して
選手紹介などが
映像で
映し出されて
見ていて楽しい
今大会は
競歩以外は
日本人が
活躍していないので
いまいち
盛り上がりに欠けるような…
それでも
どの種目の
決勝は
見ていて興奮する
ファイナリストの
からだは
まるで
筋肉が
鎧(よろい)のようだ
女子200M決勝は
イギリスの選手が
優勝したが
きれいを
通り越した
美しさがあった
才能と
しっかり準備してきた
ことがうかがえる
まだ
日本には
お家芸といわれる
男子400Mリレーがある
短距離の
ファイナリストが
いなくても
バトンの受け渡しの
スムーズさで
メダルが有望視される
日本中を
歓喜させてほしいものだ
リレーと聞いて
あることを思った
ひとりで
走って転んだら
誰もが立ち止まる
バトンをもっていたら
転んでも
誰もが立ちあがって走り出す
転んだという
現実は同じなのに
結果がまるで違う
責任や
みんなの思いが
バトンにはある
日本人には
他人を思いやる力が
あるから
リレーが
強いのかもしれない
それが
悪い方向に向かうと
周りに迷惑を
かけないように
ひとりで
やり切ろうとしてしまう
結構これがつらい
人の力を
借りられたら
楽なのだが…
結構難しい
院長として
ひとりの人間として
人の力を借りられる
魅力ある
人間になるために
これからも
学び続ける
技術的なこと
人間性的なこと
縁ある人たちを
幸せにするために