2023年3月5日日曜日

固まることで最悪は免れる力

 北上していく白鳥さん

春が来るのを継げながら飛んでいく

 

 

生きるという本能の力が

働いているんでしょうね

 

 

 

私たち人間にも

生きていくうえで

必要なものが備わっている

 

 

 

例えば

肩が痛くて腕が上がらない

 

 

肩が壊れているのに

腕が上げることができたら

さらに肩が壊れてしまう

 

 

もうひとつの例えで

腰から足の方まで痛くて歩けない

 

 

これも

からだを守る作用が働いていて

 

 

腰が痛いのに

思いっきり歩いたら

腰はさらに悪化する

 

だから

足の方まで痛みが来て

歩けないようにしている

 

 

ということは

肩や腰から動くなという

命令がいっているので

 

その命令が出ないように

肩と腰のコンディションを

上げることで解決する

 

 

 

もうひとつのからだの能力が

 

 

動きをやめれば

最悪の事態を

免れる

 

 

 

どういうことかを

60代の女性の膝から伝える

モンベルのストックを

杖代わりにやってきた

 

 

腰と膝が痛いという

 

 

特に右膝が痛くて動き始めが

 

 

激痛💢💢

 

 

 

もちろん

整形さんに通っていて

ヒアルロン酸を注入しているが

 

 

芳しくない

 

 

整形さんは

軟骨が減っているので

ヒアルロン酸という

オイルを注入することで

関節内の動きがスムーズになって

楽になると言いう考え方

 

 

 

小野治療院は

膝の関節を支えているのは

靭帯だが筋肉も支えていて

 

上半身を

膝が支えられなくなって

痛みが出ているという考え方

 

 

なので

まずは膝周りの筋力テストから

 

膝を支える

 

✔️前の筋肉(四頭筋)

 

✔️後ろの筋肉(ハム)

 

✔️内側の筋肉(内転筋)

 

に力が入っていない

 

 

 

そこで筋肉に力が入るように

 

腰と骨盤を治療した

 

 

腰のつけ根と仙腸関節に

アプローチして

膝周りの筋肉に力が入るようにした

 

 

膝が痛い場合は

腰からの要因もあるので

必ず見ないといけない

 

 

彼女も

足に力が入るようになったと

喜んでくれた

 

 

左膝の治療に入ったが

関節の軸を安定させたら

治る方向に持っていけると思えた

 

 

 

 

問題の右膝に触れてビックリ😮

 

 

お皿(膝蓋骨)が

上下左右にびくともしない

 

 

 

無理やり動かそうとすると

 

 

剣山でこすられている感じで激痛😭

 

何を意味しているかというと

 

 

上の骨(大腿骨)と下の骨(脛骨)と

お皿(膝蓋骨)の3つの骨で

膝関節が構成されているが

 

 

お皿が動かなくなることで

 

関節は1本の棒になって

痛みが軽減する方向に向かっていた

 

 

 

曲がらなければ

痛みは軽減する

 

 

 

曲がらなければ

歩けなくなることはない

 

 

とからだが判断している

 

 

 

凄いなと思えるが

 

最低のラインで

固まろうとしているので

 

 

立ったり座ったりが大変

 

膝関節が曲がらない分

股関節と骨盤が変な動きを

強いられる

 

 

 

しかし

歩けなくなっては

命にかかわることなので

 

 

固まる

 

 

という判断を最優先としていた

 

 

そのプロセスを覆すのは

 

 

至難の技

 

 

 

そのことを伝えたら

 

 

お世話に

なります

 

 

となったが

どこまで良くできるか

 

 

 

もうちょっと悪くなっていたら

 

関節ごと取り替える

人工関節置換術も必要に😱

 

 

 

 

治療を終えて

 

自分の

からだは

自分で守る

 

という力に触れて

 

凄いもんだなと思えたと同時に

 

 

治す責任も芽生えたので

 

 

 

彼女の期待に

応えられるように頑張っていく